Podium Browser は、さまざまな実世界メーカーの照明コレクションをモデリングした多種多様な照明装置へのアクセスをユーザーに提供します。照明設定プロセスをより速くより簡単にするため、Podium Browser照明装置はすべて、各照明のメーカーが作成した仕様に基づいてリアリスティックに設定されています。

たいていの場合、ユーザーに有利に働きます。照明設定プロセスでの当て推量を取り除き、シーンにすばやく取り入れることのできる数々のリアリスティックな照明オプションをユーザーにもたらします。

けれども、リアリスティックレンダリングではそんな「万能な」ものはありません。SketchUpとPodiumでの操作にかなりの時間を費やせば、Podium Browser照明装置のデフォルトの「照明出力」が単にシーンに合わないという状況に突き当たることもあるかもしれません。

照明出力とは?

SU Podiumでは、照明の輝度に相当する言葉として「照明出力」を使用しています。正確な相関ではありませんが、Podium照明出力1は60ワットの電球の輝度に近似するように作られています。

大半の照明装置には、変更可能な3つのダイナミックコンポーネント設定(オフ、白熱、ハロゲン)が付いています。ハロゲンライトは通常、白熱電球より涼しげな光を放射します。これはPodium light systemに反映されます。白熱ダイナミック設定を選択すると、暖かく黄色がかった光が放射され、反対にハロゲン設定は涼しげな色相を使用します。

Browser 照明装置の出力を変更する方法

Podium Browser 照明コンポーネントはオムニポイントライトを使ってシーンに光を放ちますが、この方法ゆえに光がたくさん作られ、SketchUpのビューポート上での光の選択が難しくなる場合もあります。Podium Browser 照明を選択するもっとも簡単な方法は、SketchUpアウトライナウィンドウを使うことです。

次のビデオは、Podium Browser照明装置の出力変更のステップを順を追って説明します:

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