SU Podium V2.6 for SetchUp 2017 / 2018/ 2019/ 2020に添付されました。

GenerateAll Scenesが、SU Podium v2.5/ 2.6for SketchUp 2017~2020といっしょに自動的にインストールされるようになりました。

SketchUp 2016をお使いの場合、GenerateAll Scenesは、Podium Extras .RBZバンドルの一部となり、こちらからダウンロードできます: Podium Extraツールとユーティリティ

Generate Allとは?

Generate Allは、モデル上にあるいくつかの、あるいはすべてのSketchUpシーン用のPodiumレンダリング.scriptを作る拡張機能です。Generate Allは、起動されると、SketchUpモデル上の各シーン用のジオメトリ、テクスチャ、カメラを作成します。Generate Allの利点は、各シーン用の.scriptやTEXTUREフォルダを自動作成するところです。

SU Podiumの作成ツールは、TEXTURESという名前のサブフォルダ(SketchUpモデル上のすべてのテクスチャが含まれる)がついたフォルダと .scriptファイルを作成します。

Generate Allは、「作成」ツールより1ステップ上を行き、モデル上の各シーンに「作成」を適用します。続いて、親フォルダ内に各シーン用のフォルダが作られます。この親フォルダは、後で SU Podium's OOPR (レンダリングマネージャー)を使用してすべての.scriptsをバッチレンダリングするのに使えます。これで、さらなるユーザー入力が不要になります。Generate Allは旧Render Allと似ていますが、Generate All は、完成したレンダリングイメージをSketchUp上に作成する(時間が掛かる)のではなく、後でレンダリングするため、あるいは別のコンピュータにレンダリングするための .script や関連TEXTUREフォルダを作成します。

作成後、必要に応じてこれらの .scriptsを別のコンピューター上でレンダリングすることも可能です。

ダウンロードとインストール:

Generate Allは、SU Podium V2.5とV2.6に付いています

  1. SU Podium V2.6をお使いの場合 - GenerateAll はインストールされており、SU Podium V2.6 ---> ツールメニューからアクセスできます。
  2. SU Podium V2.5をお使いの場合、 Generate Allは、Podium Extrasメニューにあります。

Generate All Scenesの使い方

Generate All は、現在のPodiumオプションダイアログボックスにある設定(プリセット、イメージサイズ、保存場所、環境設定等)を使用し、こうした設定をモデル上のすべてのシーンに適用します。Render All処理を実行する前にシーンを1~2つレンダリングしてみるのは名案です。一度Generate All 処理を開始すると、シーンリストのレンダリングを停止させるのは、簡単ではありません。

SU Podium V2.6をお使いの場合は、各シーンに異なるSU Podiumオプションを適用できます。例えば、シーン1には物理的な空1、シーン2にはHDRI/ IBL背景を適用する等。

いくつかのシーン、またはすべてのシーンを作成 - すべてのシーンではなく、いくつかのシーンをレンダリングしたい場合、GenerateAllのインターフェースを使って、.scriptsを作成したいシーンを選択できます。まず、Clear(クリア)、またはInvert(反転)をクリックし、Generate Allダイアログボックスにあるすべてのシーンをオフにします。次に、レンダリングしたいシーンを選択します。作成の準備が整ったら、「OK」を押して処理を実行するだけです。