インストール失敗メッセージはめったにないですが、様々な理由によりMaverickやYosemiteをはじめとするMac OSで起こる場合があります。

もっとも一般的なケースは、インストール時にInstall for all usersではなく、うっかり Install for Me Only をクリックしてしまった場合です。この場合は、インストールを再度実行し、Install for all users of this computerを間違いなく選択してください。Install for all users of this computerを有効にするために、一度Go Backをクリックして戻り、Continueを押して続行しなければならない場合もあります。

ただし、インストールが失敗した理由は他にもあるかもしれません。これは、SU Podium特有のものではありません。Officeをはじめとするさまざまなプログラムでもインストール失敗の問題はしばしば起こります。

環境設定にあるセキュリティとパイラシーオプションで FileVault と Firewall をオフにします。

FileVault やFirewallがインストールをブロックすることが確認されています。

Pacifistを使用
お使いの SU Podium V2ソフトウェアをアップデート、あるいはFileVaultやFirewallをオフにしても解決しない場合は、PacifistというCharlesSoft社製のシェアウェアプログラムを使用します。このプログラムは、Podium Macインストーラーを迂回してPodiumを正しいフォルダにインストールします。

まず、SU Podium V2、または V2 Plus用のインストールファイルがあるフォルダを探します。pkgファイルをまだzip解除していない場合は、SUPodium_V2_xxx_pkg.zipを探し、これをダブルクリックしてzip解除します。これで、SUPodium_V2_xxパッケージファイルが解凍されます。

PacifistCharlessoft.comからダウンロードし、インストールします(Pacifistファイルをアプリケーションフォルダにドラッグします)。プログラムを実行します。これは、シェアウェアプログラムなので、寄付と登録(義務ではありません)を訊くメッセージが表示されます。また、QuickLookプラグインをインストールするかどうかもたずねられます(義務ではありません)。お使いのMacのApplicationフォルダに Pacifistをインストールしたら、

  • Pacifistを開きます。Pacifist Sharewareに寄付を希望しない場合、登録の必要はありません。寄付を希望しない場合は、Not Yetを選びます。
  • PacifistのためにQuickLookプラグインをインストールする必要はありません。Don't Installを選びます。
  • Pacifistのメインメニューから、Open Packageを選択します。
  • SUPodium_V2_xx.pkgファイルを選択します(Downloadフォルダに存在するはずです)。
  • 続いて、画面にInstall、Extract、Verify、Show Info、View Filesと表示されます。インストールが最適な選択肢です。
  • 次にPacifist にSU Podium V2ファイルをインストールするように命令します。2つのファイルと1つのフォルダがあります(SU_Podium_V2 フォルダと SU_Podium_V2.rbs)。インストールの際、SU Podium V2をインストールするのにPacifistのオーソライズが必要になります。

    Extractと比べると、インストールは断然容易な方法です。これで、プログラムがPodiumファイルとフォルダを適切なデフォルトディレクトリ(Macintosh HD\Library\Application Support\SketchUp 2013\SketchUp\Plugins\フォルダ)にインストールします。

Pacifistが SU Podium V2をインストールしたら、SketchUpを開き、SU Podium V2がインストールされたことを確認します。なにかをレンダリングすると、OOPRが開始する前にライセンスコードを訊くプロンプトが表示されます。ライセンスコードを入力すると、ライセンスが承認されたメッセージが表示されるので、SketchUpを再起動します。