SU Podium V2.6に今すぐアップグレード

SU Podium V2.6の紹介

SU Podium V2.6は、大きな機能アップデートです。HDR背景が付いたイメージベースの照明が追加された他、Podium Browserのインターフェースとライセンシングが変更されました。SU Podium V2.6 は、有償アップグレード で、今後の漸進的なv2.6xアップデートをすべて含みます。

新機能

HDRI照明
HDRI照明

HDRI背景を介したイメージベース照明に対応



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新・Podium Browserインターフェース
Podium Browser

インターフェース新デザイン、SU PodiumとPodium Browserをシングルライセンスとして販売開始


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マルチスレッドPodium Exporter
Podium Exporter

シーン処理は、マルチスレッド処理となり、すべてのCPUコアとスレッドを使用します。


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HDRポストプロセッシング対応
ポストプロセッシング

PIEがHDR編集に対応し、「Advanced linear tonemapping(最適線形トーンマッピング)」オプションが加わりました。


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  レンダリング設定を個々のSketchUpシーンに保存

プリセットや背景、出力サイズ/フォーマット、照明設定といったSU Podiumレンダリング設定が、個々のSketchUpシーンに保存されるようになりました。これで、複雑なモデルのレンダリングプロセスが格段に円滑化され、インテリア設定とエクステリア設定の両方を必要とするモデルのレンダリングスクリプトのキューが容易になりました。

 HDR イメージベース照明

  SU Podiumがイメージベース照明に対応

V2.6インストールには5つのHDRI背景が含まれ、これらの背景はPodiumの2つの物理的な空シミュレーションに代わるオプションとして使用できます。

これらの背景/空には、実世界環境から直接取り込まれたリアリスティックな輝度とトーンデータが備わっています。イメージベース照明は、自然照明への万能かつリアリスティックなアプローチで、これを使えば、さまざまな照明シナリオを簡単にテストできるので、プロジェクトを映し出す、いわば「ベスト照明」を選べます。

  Podium BrowserにHDRIをさらに追加

ファイルサイズを小さくとどめるためにインストールには5つの背景しか含まれていません。けれども、ライセンスをお持ちのユーザーなら、Podium Browserから直接ダウンロードできるさらなるHDRIのライブラリにアクセス可能です。

 シンプル、高速、多目的な外観

別の空と背景を試してみるのは、別のインスタグラムフィルタを選ぶのと同じくらい簡単です。すべての照明はHDRI背景で駆動されているので、反射や影、色のパレットは常に調和します。別のHDRI背景を使ってレンダリングしたシーン

上: 設計:The Ranch Mine // 下: モデリング:Nat Ellis

  マルチスレッドPodium Exporter

レンダリングプロセスでの「シーン処理」段階の速度をさらに向上しました。

  • SU Podium v2.6以前は、Podium Exporterは1CPUコアのみ使用していました。

    最近のワークステーションには複数のコア(少なくとも2つ)が装備されているものが多いのに、こうした大きな可能性を秘めた演算リソースが、Podiumモデルのジオメトリやテクスチャをレンダリングエンジンにエクスポートする間、何も使われていませんでした。

  • SU Podium v2.6 Exporterは、エクスポート処理時に、搭載されているCPUコア/スレッドすべてを使用します。

    これは最終イメージのレンダリング時間を大幅に短縮することはありませんが、複雑なプロジェクトの予備設計の段階ではとりわけ有益で、複数回繰り返すテストレンダリングの出力時間を大きくカットします。これは、特に規模の大きなSketchUpファイルで効果を発揮します。

 Podium Browser新デザインとライセンスの変更点

 Podium Browser 再設計

Podium Browserインターフェースが新しくなり、カテゴリとサブカテゴリ間の検索操作が大幅に速くなりました。スライダをクリック&ドラッグしてカテゴリ全体をすばやくスキャンできます。また新しいソートオプションを使えば、100個のサムネイルを一度に表示できます。

 Podium BrowserとSU Podiumが1つのライセンスになりました。

V2.6から、Podium Browserの有償コンテンツがSU Podiumライセンスに含まれました。

つまり、V2.6にアップグレードすれば、Browserライセンスをお持ちでなかった人でもPodium Browserライブラリにアクセスできるようになります。多くのユーザーがPodium Browserの有償コンテンツをすでにお持ちなので、アップグレード料金は2種類用意しました。価格詳細は近日発表します。

メモ - Podium V2.6は、SketchUp 2017 (Windows専用)、2018、2019、2020、2021、2022、またはそれ以上を対象としてリリースされました。そのため、Podium Browserは現在、スタンドアロンの拡張機能として販売されています。

 Podium Image EditorでのHDR編集

Podium Image Editor PodiumのHDRレンダリング用32ビット編集ワークフローに対応しました。HDRイメージには、HDR照明の広範囲な情報が備わっているので、ポストプロセッシング時に品質を落としたり、バンディングすることなく照明やトーンを大きく変更できます。

適応線形トーンマッピング - Podium Image EditorにあるHDRレンダー用の新しい「ワンクリック」ヒストグラム正規化機能です。 HDRレンダリングの局部コントラストの領域を広げながら、イメージの輝度値を自動的に正規化して完全なHDRに対応します。右イメージ参照

SU Podium V2.6には、SketchUp 2018、2019、2020, 2021、2022 (Win/ Mac) 、SketchUp 2017 (Windows専用)が必須です。SketchUp 2017 (Mac)、あるいは SketchUp 2016(それ以前)のユーザーはV2.5をお使いください。

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