マルチスレッドPodium Exporter
レンダリングプロセスでの「シーン処理」段階の速度をさらに向上しました。
-
SU Podium v2.6以前は、Podium Exporterは1CPUコアのみ使用していました。
最近のワークステーションには複数のコア(少なくとも2つ)が装備されているものが多いのに、こうした大きな可能性を秘めた演算リソースが、Podiumモデルのジオメトリやテクスチャをレンダリングエンジンにエクスポートする間、何も使われていませんでした。 -
SU Podium v2.6 Exporterは、エクスポート処理時に、搭載されているCPUコア/スレッドすべてを使用します。
これは最終イメージのレンダリング時間を大幅に短縮することはありませんが、複雑なプロジェクトの予備設計の段階ではとりわけ有益で、複数回繰り返すテストレンダリングの出力時間を大きくカットします。これは、特に規模の大きなSketchUpファイルで効果を発揮します。
Podium Browser新デザインとライセンスの変更点
Podium Browser 再設計
Podium Browserインターフェースが新しくなり、カテゴリとサブカテゴリ間の検索操作が大幅に速くなりました。スライダをクリック&ドラッグしてカテゴリ全体をすばやくスキャンできます。また新しいソートオプションを使えば、100個のサムネイルを一度に表示できます。
Podium BrowserとSU Podiumが1つのライセンスになりました。
V2.6から、Podium Browserの有償コンテンツがSU Podiumライセンスに含まれました。
つまり、V2.6にアップグレードすれば、Browserライセンスをお持ちでなかった人でもPodium Browserライブラリにアクセスできるようになります。多くのユーザーがPodium Browserの有償コンテンツをすでにお持ちなので、アップグレード料金は2種類用意しました。価格詳細は近日発表します。
メモ - Podium V2.6は、SketchUp 2017 (Windows専用)、2018、2019、2020、2021、2022、またはそれ以上を対象としてリリースされました。そのため、Podium Browserは現在、スタンドアロンの拡張機能として販売されています。
Podium Image EditorでのHDR編集
Podium Image Editor PodiumのHDRレンダリング用32ビット編集ワークフローに対応しました。HDRイメージには、HDR照明の広範囲な情報が備わっているので、ポストプロセッシング時に品質を落としたり、バンディングすることなく照明やトーンを大きく変更できます。
適応線形トーンマッピング - Podium Image EditorにあるHDRレンダー用の新しい「ワンクリック」ヒストグラム正規化機能です。 HDRレンダリングの局部コントラストの領域を広げながら、イメージの輝度値を自動的に正規化して完全なHDRに対応します。右イメージ参照
SU Podium V2.6へアップグレード
SU Podium V2.6には、SketchUp 2018、2019、2020, 2021、2022 (Win/ Mac) 、SketchUp 2017 (Windows専用)が必須です。SketchUp 2017 (Mac)、あるいは SketchUp 2016(それ以前)のユーザーはV2.5をお使いください。
アップグレードの購入 SU Podium V2.6ダウンロード