SU Podiumは、だれでも、複雑なプログラムを学ぶことに苦労せず、SketchUpモデルから美しいフォトリアリスティックレンダリングを作成できるように作られました。SU Podiumは、最初から最後まで完全にSketchUp内部で動作し、操作にすでに慣れているSketchUpの機能を最大限に活用してすばらしい結果をもたらします。SU Podiumは、SketchUpユーザーにとって直感的であり、初心者でも簡単に理解でき、シンプルなインターフェースやさまざまなプリセットで習得にかかる時間を数ヶ月から数分に切り上げます。
SU Podium V2.5 Plus は、リアリスティックな照明、マテリアルプロパティ、反射、屈折を使ってSketchUpモデルを写真のようなイメージに変えるために開発されたSketchUp対応のフォトリアリスティックレンダリングプラグインです。
SU Podium V2.5 Plusに、高度なレンダリングテクノロジが導入されました。ただし、SketchUp用のフォトリアリスティックレンダリングを簡単かつやりがいのある作業にするという当初の意図を依然貫いています。 ユーザーインターフェースは、シンプルでレンダリング技術に関する高度な知識は必要ありません。
リアリスティックマテリアル SketchUpモデル作成に欠かせないのは面へのテクスチャ適用です。SU Podiumはこうした単純なテクスチャをPodiumマテリアルユーザーインターフェースを介してすばやく、そして直感的に非常にリアルなマテリアルに変えます。反射や屈折、バンプマップ、その他高度なプロパティを特定のSketchUpマテリアルに適用できます。こうしたプロパティをレンダリングすると、光や環境を反射し、モデルが実物のように映ります。標準のSketchUpマテリアルの他、さまざまなライブラリやPodium Browserコンテンツに納められた高解像度のテクスチャを使用できます。
マテリアル関連
照明 - エクステリアとインテリアを照らす: SU Podium V2.5には、2つのタイプの自然光があります。それは、天空光と日光です。どちらも「エクステリア」照明ですが、窓やエクステリアに設けた開口部を使用すると、インテリアレンダリングにさまざまな効果を与えます。
オムニライト&スポットライトオムニライト(またはポイントライト)は、電球のようにすべての方向に光を均一に放つ人工光源です。オムニライトまたはポイントライトを挿入するには、ツールバーでポイントライトアイコンをクリックし、オムニライトをモデルにドラッグします。オムニライト/ポイントライトは、照明グループと呼ばれるSketchUpグループです。照明グループはSketchUpのアウトライナに表示されます。
LEMライト: オムニライトやスポットライトとは異なり、Podium LEMマテリアルは実際のSketchUpジオメトリを使ってSketchUpシーンに光を投じます。LEMマテリアルは、目に見える照明光源(電球やネオンサイン等)として、SketchUpモデル上のどの面にも適用できます。
隠しLEM: LEMもまた、マテリアルエディタにある隠しLEMオプションをチェックして非表示にすることが可能です。隠しLEMライトは(非表示にしても)依然SketchUpシーンに光を放射しますが、隠しLEMマテリアルが適用されたサーフェスはレンダリングイメージ上には表示されません。これは、光源を隠しても均等な配光を作りだせるパワフルな機能です。また、カメラの後ろに「補助光」を作成して照明を微調整するのにとても役立ちます。
Podium Browser 署名装置: SU Podium V2.5には、Podium Browserという名前のコンパニオンプラグインがついています。Podium Browserには、数百ものレンダリング準備が整った無償の照明装置が用意されています。これらには人工ポイントライト/スポットライトが精巧に設定されています。
レンダリング準備が整ったこれらの照明装置を活用すれば、インテリア照明用にSketchUpモデルを設定するのに費やす時間を大幅に短縮できます。Podium Browserには、数百もの更なる照明装置や数戦ものレンダリング準備が整ったデザインコンポーネントが装備された有償コンテンツセクションもあります。
イメージオプション : オプションメニューには、プリセットの他、レンダリングイメージ用の解像度サイズ、イメージファイルフォーマット(JPG/PNG/HDR)、透過、レンダリングイメージの保存場所、さまざまな環境設定(物理的な空/SketchUp Sky、太陽の露出/強度、コースティック、クレイ、ソフトオムニライト等)を選択できる重要な設定が含まれています。
レンダリングプリセット: SU Podiumでの作業開始をより易しくするために、このプラグインには特定のレンダリング環境に対応するよう設定されたプリセットが複数付いています。プリセットは、ユーザーが物理的な空の濁度やレイトレースバウンス、環境光の量、トーンマッピング変数、アンチエイリアスといった隠れた変数を設定するのに長時間を費やす必要なく、高品質な結果をもたらすために作られました。
プリセットは、ユーザーがそこからさらなる設定を行い、輝度や露出を調整、あるいはプリセットそのものをPodium preset editor を使って編集できるベースを提供します(詳細情報はこちら)。SU Podiumのプリセットを使えば、エクステリアシーン、あるいはインテリアシーンに最も適するレンダリング環境をすばやく設定できます。その後、Podium light systemを使って照明を好みに調節します。
環境タブ: このセクションを使って、影や空タイプ、強度、露出に関連するいくつかのグローバル設定、およびレンダリングの外観微調整用のその他オプションにアクセスできます。
Podium Browserを使って作業効率を上げる: SU Podium Browserは、SketchUpモデルにドラッグアンドドロップして即レンダリングできるレンダリング準備が整ったコンポーネントライブラリで、日々コンテンツ数が増えています。
Podium Image Editorを使ったポストプロセッシング: PIEは、SU Podium V2.5 Plusに同梱されています。PIEは、PodiumユーザーがPodiumでレンダリングしたイメージをすばやくポストプロセッシング/編集できるように作られました。ポストプロセッシング(後処理)とは、Podiumで作成したビットマップイメージに変更を加えることを意味します。たとえば、照明レベル/輝度の編集、イメージのクロップ、アルファ透過イメージへの背景追加、DOF(被写界深度)エリア作成、オーバーレイ追加、ブレンドは、PIEの機能の一部です。
これまでポストプロセッシングを行うには、Photoshopのような高機能のイメージエディタが必要でした。PIEは、SketchUp上で(実際にはレンダリング終了後、SU Podiumから直接)行う多くのポストプロセッシング作業を簡単にします。
Podiumの最新機能を使って、レンダリングに360°インタラクティビティを追加
Podiumパノラマ機能を使えば、360°の正距円筒パノラマをレンダリングできます。これで仮想360°球形環境でクライアントが最終パノラマVRを表示できるようになります。
最終パノラマVR(仮想現実)は、Internet ExplorerやSafari、Chrome、FirefoxといったHTMLに対応していどのブラウザでも表示できるHTML (.htm)ファイルです。パノラマVR HTMLファイルはe-メールを介してクライアントに送付したり、Dropbox Public Folderを使ってご自身のウェブサイトでホストしながらiOSデバイスで表示できます。
無償トライアルのダウンロード: SU Pluginsトライアルバージョンログインページに直接リンクします。ログインに必要なのはe-メールアドレスと名前だけです。
ビデオチュートリアル: 詳細を学ぶ: SU Podiumの動作・機能 フォトリアリスティックマテリアルの作成法 SU Podiumで作成できる照明の種類 SU Podium Browserコンテンツの使用法
V2 Plus ユーザーガイド: 無償のユーザーガイドを入手して、 SU Podiumを短時間で詳細に学ぶ