SU Podium V2 Plus （Mac 64ビットバージョン） TIFFファイルバグ

2014年12月24日

Mac V2.18.9xx 64ビット(SketchUp 8, 2014, 2015)に限り、TIFFテクスチャイメージファイルがSketchUpモデル上にあると、シーン処理時にOOPRがクラッシュする

    TIFFテクスチャイメージは、SU Podium V2 Plus 64ビットのMacバージョンと互換しないビットマップファイルフォーマットです。TIFFテクスチャイメージ(.tif または.tiff)がSketchUp モデル上にあると、シーン処理時にOOPRがクラッシュします。

    そこで、新しいPodium Tools Analyseを作成しました。このプログラムは.tif や.tiffファイルにフラグを立て、ファイル名を表示します。ここからダウンロードし、インストールしてください インストールファイルは .rbz ファイルで、別のSU Podium V2 Plus Toolsメニューアイテムを作成します。Podium Toolsの分析の使用法についてはここをお読みください。このプログラムはTIFFの特定と削除、あるいはTIFFからPNGフォーマットへの変換を補助します。

    メモ: WindowsとMacの32ビットバージョンはまったく問題なくTIFFテクスチャイメージをレンダリングします。ですので、Windowsユーザーは、この新しいPodium Toolsをダウンロード/インストールする必要はありません。

    SU Podium V2 PlusのMacバージョンがシーン処理時に予期しないクラッシュを起こす場合、モデルにTIFFテクスチャイメージが含まれている可能性が高いです。多くの3D WarehouseモデルにTIFFテクスチャイメージが含まれているので、この問題に気付かなかったユーザーも多いはずです。

    下記は、Macユーザーを対象とした現時点でのTIFFファイル問題を回避する対処法です。

      I. .tif （または.tiff）テクスチャイメージをSketchUp Materialsフォルダを使ってSketchUpから手作業で削除する SketchUpのMacバージョンはマテリアル/編集ユーザーインターフェースでファイル拡張子を一覧表示しないので、.tif （または.tiff）テクスチャイメージ（マテリアル）を探し出すのは困難です。更新した Podium Tools Analyseを使えば、.tifまたは.tiffファイルを特定します。名前が分かったら、SketchUpのマテリアル編集を使ってTIFFテクスチャイメージを削除します。その後モデルをパージ（不要アイテムを完全に削除）して保存します。

      II. Generate. SU Podiumの作成の使用は、.tif （または.tiff）テクスチャイメージの検出/削除するさらなる方法です。
      Generate は、本質的にPodiumに.scriptファイルを作成させる手動の方法で、これで.scriptファイル作成がPodium Render Manager内で実行されます。これで.scriptを使って手作業でレンダリングできるようになります。また、PodiumがOOPRでレンダリングするために保存したテクスチャにアクセスできるようにもなります。

      1. SU Podium V2 Plusのプルダウンメニュー、あるいはツールバーで「作成」を選択します。Podiumは、数字を用いた名前（数字は現在の日付）のフォルダを作成します。そのフォルダに、.scriptファイルと\テクスチャフォルダが入ります。フォルダはお使いのコンピュータ上のどこにでも保存できますが、後でアクセスしなければならないので、覚えやすい場所にフォルダを保存してください。
      2. Generateは、現在のオプション設定（例：解像度サイズ）を使って .scriptを作成します。ファインダーでテクスチャサブフォルダを開き、.tif（または.tiff）ファイルをごみ箱に移します。
      3. SketchUpモデルを再度開き、Podium Render Manager (OOPR)内から.scriptsを実行します。SU Podium V2 PlusのプルダウンメニューでRender Managerをクリックし、Podium Render Manager (OOPR)を選択します。続いて、作成したフォルダにある.script ファイルをAdd Fileを使って選択します。その後、レンダリングが自動的に開始されない場合は、Startを選択します。

      今後このレンダリングは、テクスチャフォルダから削除した.tifファイルを無視します。

      III. Photoshop、あるいはその他のイメージエディタでTIFFファイルをPNGに変換する これを行う最良の方法は、SketchUp内で下記を実行することです。デフォルトのイメージエディタアプリケーションがPSに設定されており、TIFFテクスチャイメージの名前が分かっている場合は、SketchUpマテリアルでそのテクスチャイメージを探し出し、それを右クリックし、「編集」を選択後、外部エディタ上で「テクスチャイメージを編集」をクリックします。この操作でPhotoshopがロードされます。ここでイメージを.pngファイルとして保存します。